CORONA衛星写真でみるシシュパルガルヒ遺跡。1967年4月7日撮影。

場所はブバネーシュワル近郊。一辺約800mの正方形の城壁の各辺に等間隔に2つずつ城門がある。各城門部分を突出させ,防御性を高めている。外側にさらにもう一重城壁がある。都城中央南寄りには,円形のモニュメントらしいものも見える。Lal (1958) の論文によれば,シシュパルガルヒの都城は紀元前3世紀にさかのぼると考えられ,アショーカ王の法勅にみえ,現在のオリッサ州を領有していたとされる「カリンガ国」の都であった可能性もある。


CORONA satellite photos are available from U. S. Geological Survey, EROS Data Center, Sioux Falls, SD, USA.