高解像度衛星WorldView-1によるケルクアンの画像(2009年6月4日撮影)。ボン岬半島突端近くの海沿いに立地する。ぼほ円形の外形を呈し,内部の街路も一部円弧状となっている。上のカルタゴ,ウティカと比較しても,こぢんまりとした都市だったことが判読できよう。後世のローマの影響を受けない,ポエニ時代の都市プランの特徴を知ることができる,貴重な遺跡である。
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