エル・クルガン遺跡のCORONA衛星写真(1964年10月20日撮影)。正方形に近い五角形の城壁からなり,城壁北端やや西寄りにはシタデルがある。城壁外周には周濠の痕跡も見られ,さらに外側にも城壁があったようで,非常に複雑な構造となっている。都市の起源は紀元前7世紀にさかのぼるとのことであった。近辺に大小のテパが散在するが,城壁北端から北に1kmほどの所にある比較的大きなテパは,アルティン・テパである。

CORONA satellite photographs are available from U. S. Geological Survey, EROS Data Center, Sioux Falls, SD, USA.